- ✈️ はじめてマレーシア航空を利用する予定の人
- 🛬 クアラルンプール国際空港での乗り継ぎに不安がある人
- 🌏 東南アジアやヨーロッパ方面へのフライトでマレーシア経由を検討している人
- 🕐 乗り継ぎ時間にどれくらい余裕を見ればいいか知りたい人
- 📱 オンラインチェックインや搭乗券の受け取り方法を事前に把握しておきたい人
- 💡 クアラルンプール空港でスムーズにトランジットするためのコツや注意点を確認したい人
→このページで紹介する内容は、、
【マレーシア・クアラルンプール国際空港(KLIA)で、2時間の乗り継ぎに挑戦した実体験】
東南アジアやヨーロッパ方面への乗り継ぎ地として多く利用されている、マレーシア・クアラルンプール国際空港(KLIA)。
この記事では、実際にマレーシア航空を利用してクアラルンプール国際空港で国際線トランジットを体験した筆者の実例をもとに、乗り継ぎにかかる所要時間、入国手続きの有無、空港内の移動ルートや注意点などを詳しく紹介します。
「クアラルンプール空港での乗り継ぎってスムーズにできるの?」「どれくらいの乗り継ぎ時間を確保すれば安心?」と不安を感じている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

【実録】クアラルンプール乗り継ぎ2時間は間に合わない? 失敗する?マレーシア航空でクアラルンプール国際空港トランジット体験談紹介
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- 【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】②クアラルンプール国際空港での乗り継ぎはどれくらいかかる?何時間あれば良い?
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- 【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】④何時間のインターバルなら、クアラルンプール国際空港で乗り継ぎできる?
- 【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】⑤クアラルンプール乗り継ぎの注意事項は?
- 【まとめ】クアラルンプール乗り継ぎ2時間は間に合わない? マレーシア航空でクアラルンプール国際空港トランジット体験談紹介
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【自己紹介】ほぼ毎月弾丸海外旅行に行くサラリーマン

- 品川区在住のサラリーマン
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- 通算40ヵ国以上(コロナ後に30ヵ国以上)
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- 海外旅行のスタイルは【定番観光地を効率的に巡る】
本文はここから
【はじめに】①マレーシア航空とは?どこの国の航空会社?LCC?

- マレーシア航空(Malaysia Airlines)はマレーシアのフルサービスキャリア(FSC)で、LCCではない
- 本拠地はクアラルンプール国際空港(KLIA)で、アジア・ヨーロッパ・オセアニアなど各地へ国際線を運航
- 日本との直行便は羽田・成田・関西からクアラルンプールへ就航
- アライアンスはワンワールド(oneworld)に加盟しており、JALマイルを貯めることができる
- マレーシアの国営航空会社として、機内ではナシレマッ(マレーシアの代表的な国民食)などの郷土料理や、イスラム文化を尊重したハラール対応のサービスを提供している
マレーシア航空とは?どこの国の航空会社?LCCなの?
海外旅行やアジア路線を調べていると、よく目にする「マレーシア航空」。
名前は知っているけれど、「LCCなの?」「どこの国の会社?」と思う方も多いかもしれません。
結論から言うと、マレーシア航空(Malaysia Airlines)はマレーシアのフルサービスキャリア(FSC)であり、LCC(格安航空会社)ではありません。
マレーシアを代表するフルサービスキャリア(FSC)!
マレーシア航空は、マレーシア政府が出資する国営航空会社で、同国を代表するフラッグキャリアです。
拠点はクアラルンプール国際空港(KLIA)にあり、アジア各国だけでなくヨーロッパ・オセアニア・中東方面にも多くの国際線を運航しています。
機内では、食事やドリンク、受託手荷物などがすべて運賃に含まれるフルサービスが基本。
エコノミークラスでもしっかりとした機内食が提供され、長距離フライトでも快適に過ごせる内容となっています。
日本からの直行便も便利!
日本からは、
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港(関空)
の3空港からクアラルンプールへの直行便が就航しています。
便数は時期によって変動しますが、東南アジア方面の乗り継ぎやヨーロッパ路線への中継点としても人気があります。
アライアンスはワンワールド加盟!
マレーシア航空はワンワールド(oneworld)アライアンスに加盟しています。
そのため、JAL(日本航空)やカタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど同アライアンス加盟航空会社との提携が可能です。
JALマイレージバンクのマイルを貯めたり、特典航空券を利用したりすることもできるため、JAL派の旅行者にとっても相性が良い航空会社です。
イスラム文化を尊重したサービス!
マレーシアはイスラム教を国教とする国であり、マレーシア航空でもハラール(イスラム法に準じた)対応の機内食を提供しています。
また、代表的な郷土料理「ナシレマッ」など、現地らしい味を楽しめるのも魅力です。
イスラム文化を尊重した穏やかな接客や丁寧な言葉づかいが特徴で、東南アジアらしい温かみのあるおもてなしを体験できます。
マレーシア航空は、
- マレーシアの国営フルサービスキャリア(FSC)
- クアラルンプール国際空港が本拠地
- 日本からは羽田・成田・関空に直行便あり
- ワンワールド加盟でJALマイルも貯まる
という特徴を持つ航空会社です。
LCCではなく、快適な機内サービスや食事を重視する旅行者におすすめのエアラインといえます。
【関連記事】マレーシア旅行の航空機事情
【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】②クアラルンプール国際空港での乗り継ぎはどれくらいかかる?何時間あれば良い?

- クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎは、スムーズなら約10分以内で可能
- 同じマレーシア航空便やワンワールド加盟便への乗り継ぎであれば、入国不要で制限エリア内をそのまま移動できる
- 保安検査も再度受ける必要がなく、ゲート間の移動のみで完了する
- 到着ゲートと出発ゲートが近い場合は、徒歩5〜10分程度で到着可能
- 案内表示もわかりやすく、迷うことはほとんどない
- 混雑時やエアロトレインの利用が必要な場合でも、15〜20分程度で乗り継ぎできるケースが多い
- ただし、別予約や他ターミナル(KLIA2)発着のLCC便を利用する場合は、一度入国・再チェックインが必要になり、最低2時間以上の余裕を見ておくと安心
クアラルンプール国際空港での乗り継ぎはどれくらいかかる?何時間あれば安心?
マレーシア航空を利用して東南アジアやヨーロッパ方面へ行く場合、多くの旅程で経由地となるのがクアラルンプール国際空港(KLIA)です。
実際に乗り継いでみると、この空港の動線は非常にスムーズで、初めてでも迷うことがほとんどありません。
スムーズなら10分以内で乗り継ぎ可能!
同じマレーシア航空便やワンワールド加盟航空会社(JAL・カタール航空・ブリティッシュエアウェイズなど)を利用する場合、入国手続きは不要で制限エリア内を移動するだけでOKです。
保安検査も到着時に一度済ませていれば、再度受ける必要はありません。
到着ゲートと出発ゲートが近ければ、徒歩5〜10分ほどで移動完了。
案内表示もわかりやすく、日本語併記の標識も多いため、空港に不慣れな旅行者でも安心して移動できます。
混雑やエアロトレイン利用時は15〜20分が目安!
クアラルンプール国際空港はターミナルが広いため、到着・出発ゲートが離れている場合はエアロトレイン(自動運転シャトル)での移動が必要なケースもあります。
それでも、乗車時間は数分ほどで、待ち時間を含めても15〜20分程度で次の搭乗ゲートに到着できます。
混雑時や乗り継ぎ便の出発ゲートが変更になった場合でも、1時間あれば余裕を持って移動できるレベルです。
他ターミナル(KLIA2)発着便は要注意!
注意が必要なのは、別予約でLCC(エアアジアなど)を利用する場合です。
マレーシア航空の本拠地はKLIAですが、LCCは隣接するKLIA2ターミナルを使用しています。
この2つのターミナル間は連絡バスやタクシーでの移動が必要で、さらに一度入国・荷物の受け取り・再チェックインが必要になります。
そのため、少なくとも2時間以上の乗り継ぎ時間を確保しておくのが安全です。
クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎ時間の目安は以下の通りです。
- マレーシア航空便またはワンワールド加盟便同士:10〜20分程度
- エアロトレイン利用時や混雑時:20〜30分程度
- LCC便(KLIA2発着)への乗り継ぎ:最低2時間以上
同一予約で発券されている場合は、航空会社側で遅延時のサポートも受けられるため安心です。
一方で、別予約の組み合わせやLCC利用時は余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
【参考】韓国・ソウルでの乗り継ぎ/トランジット体験談
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【参考】台湾・台北での乗り継ぎ/トランジット体験談
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【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】③クアラルンプール国際空港での乗り継ぎの流れは?

- 乗り継ぎ前、1便目のチェックイン時に2便目の搭乗券も受け取る
- 同じマレーシア航空、またはワンワールド加盟航空会社で通し予約している場合は、最終目的地までの搭乗券がまとめて発行される
- 別々に予約した場合は、1便目チェックイン時に次便の搭乗券をもらえないこともある
- オンラインチェックインを活用すれば、異なる航空会社でもスムーズに乗り継ぎ可能なケースも
- 1便目に搭乗し、クアラルンプール国際空港(KLIA)に到着
- 到着後は、そのまま制限エリア内を移動
- 入国や荷物の受け取りは不要で、パスポート提示も基本的に不要
- 到着ゲートから次の出発ゲートまでは徒歩約5〜10分ほどでアクセス可能
- 保安検査は各出発ゲート前で実施される
- KLIAでは、搭乗口に入る際に個別のセキュリティチェック(手荷物検査・ボディスキャン)が行われる
- 液体類や飲み物の持ち込み制限があるため注意
- 搭乗券を持っていない場合は、乗り継ぎカウンター(Transfer Counter)で再発行可能
- KLIAにはマレーシア航空の乗り継ぎ専用カウンターがあり、入国せずに手続きができる
- ただし、LCC(エアアジアなど)やKLIA2発着便の場合は、一度入国→チェックイン→再出国が必要になる
クアラルンプール国際空港での乗り継ぎの流れ!
マレーシア航空を利用して他国へ向かう際、クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎは非常にシンプルで、動線がわかりやすいのが特徴です。
ここでは、実際の乗り継ぎ手順を時系列で紹介します。
1.出発空港でのチェックイン!

まず、1便目のチェックイン時に最終目的地までの搭乗券を受け取ります。
マレーシア航空便、またはワンワールド加盟航空会社で通し予約(同一予約番号)している場合は、最終目的地までの搭乗券がまとめて発行されます。
そのため、クアラルンプールでの乗り継ぎ時に再チェックインを行う必要はありません。
一方で、異なる航空会社で別々に予約した場合は、次便の搭乗券を1便目のチェックイン時にもらえないケースもあります。
その場合は、クアラルンプール到着後に「Transfer Counter(乗り継ぎカウンター)」で搭乗券を再発行することになります。
なお、オンラインチェックインを活用すれば、異なる航空会社間でもスムーズに乗り継げることが多く、事前に座席指定や搭乗券の取得を済ませておくと安心です。
2.クアラルンプール国際空港に到着!



1便目のフライトでクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着したら、入国や荷物の受け取りは不要です。
乗り継ぎの場合はそのまま制限エリア内を移動します。
パスポートの提示を求められることもほとんどなく、到着ゲートから次の出発ゲートまでは徒歩約5〜10分でアクセス可能です。
案内表示には「Transfer / Connecting Flights」の標識があり、矢印に従って進むだけで自然に次の搭乗エリアに到着します。
3.保安検査(出発ゲート前の個別チェック)!

KLIAでは、日本や他の空港と異なり、出発ゲートごとに個別の保安検査が行われます。
出発口に入る直前で、手荷物検査とボディスキャンが実施される仕組みです。
そのため、液体物や飲み物の持ち込みは制限されており、ペットボトルの水などはここで没収されることもあります。
飲み物を購入する場合は、保安検査通過後のゲート前売店で買うのが安心です。
4.搭乗券を持っていない場合の対応!

もし、1便目チェックイン時に次の便の搭乗券が発行されていなかった場合は、制限エリア内にあるマレーシア航空のTransfer Counter(乗り継ぎカウンター)で再発行が可能です。
ここでは入国せずに手続きを行えるため、スムーズに次の便へ接続できます。
ただし、LCC(エアアジアなど)やKLIA2ターミナル発着便の場合は、別の建物に移動して一度入国→荷物受け取り→再チェックイン→再出国の流れが必要になります。
この場合、最低でも2時間以上の乗り継ぎ時間を確保しておくのが安全です。
クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎ手順は以下の通りです。
- 出発地で最終目的地までの搭乗券を受け取る(通し予約なら自動発行)
- クアラルンプール到着後、制限エリア内をそのまま移動(入国不要)
- 出発ゲート前で保安検査を受ける
- 搭乗券がない場合はTransfer Counterで再発行
空港内の案内は明確で、スタッフもフレンドリーなため、初めての乗り継ぎでも安心して移動できます。
【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】④何時間のインターバルなら、クアラルンプール国際空港で乗り継ぎできる?

- クアラルンプール国際空港(KLIA)の場合、1時間のインターバルでもスムーズなら十分間に合う
- 同一ターミナル(KLIA1)内で、マレーシア航空やワンワールド加盟便同士の乗り継ぎであれば、保安検査は各ゲート前のみで、移動時間も約10分程度
- 案内表示がわかりやすく、迷う心配も少ない
- ただし、ゲート変更やエアロトレインの運休・混雑がある場合は、1時間ではタイトになることもある
- この場合は1時間半〜2時間程度の余裕があると安心
- KLIA2(LCC専用ターミナル)との乗り継ぎは、一度入国→再チェックイン→再出国が必要なため、最低3時間以上は確保すべき
- また、1便目が遅延した場合は、2時間のインターバルでも乗り継ぎ失敗の可能性があるため、国際線接続時はなるべく余裕をもったスケジュールがおすすめ
何時間のインターバルならクアラルンプール国際空港で乗り継ぎできる?
マレーシア航空を利用して他国へ向かう場合、気になるのが「乗り継ぎ時間(インターバル)はどれくらい必要か」という点です。
クアラルンプール国際空港(KLIA)は乗り継ぎ動線がシンプルで、効率的に設計されているため、比較的短い時間でも接続が可能です。
1時間あればスムーズに乗り継ぎ可能!
同一ターミナル(KLIA1)内で、マレーシア航空やワンワールド加盟航空会社の便に乗り継ぐ場合は、1時間のインターバルでも十分間に合うケースが多いです。
KLIAでは、到着後に入国手続きや荷物の受け取りは不要で、保安検査も各出発ゲート前で行われるのみ。
そのため、移動時間はおおよそ10分前後で完了します。
空港内は案内表示がわかりやすく、標識も日本語併記があるため、初めてでも迷う心配はほとんどありません。
ゲート変更・混雑時は1時間半〜2時間が安心!
一方で、航空機の到着遅延や出発ゲートの変更、またはエアロトレイン(ターミナル間移動用の自動列車)の運休などが重なると、1時間の乗り継ぎではややタイトになることがあります。
特に混雑時には、出発ゲートでの個別保安検査に行列ができる場合もあります。
そうしたリスクを考慮すると、1時間半〜2時間程度の余裕を持たせたスケジュールが現実的です。
航空券を同一予約で購入していれば、万一の遅延時でも航空会社が次便への振替をサポートしてくれるため安心です。
KLIA2(LCC専用ターミナル)発着便は要注意!
LCC(格安航空会社)のエアアジアなどは、KLIA2ターミナルを使用しています。
マレーシア航空が拠点とするKLIA1とは別の建物にあり、徒歩で移動することはできません。
この場合、一度マレーシアに入国→荷物の受け取り→再チェックイン→再出国という流れが必要になります。
移動や手続きに時間がかかるため、最低でも3時間以上の乗り継ぎ時間を確保するのが安全です。
遅延リスクを考えたスケジュールを!
国際線同士の乗り継ぎでは、1便目が遅延した場合、2時間のインターバルでも接続できないケースがあります。
そのため、初めての乗り継ぎや重要なフライト接続時には、2〜3時間の余裕を持つ計画が安心です。
時間に余裕があれば、クアラルンプール国際空港内のラウンジやレストランを楽しむこともできます。
クアラルンプール国際空港での乗り継ぎ時間の目安は以下の通りです。
- マレーシア航空・ワンワールド便同士(KLIA1):約1時間〜1時間半
- 混雑・ゲート変更時:1時間半〜2時間
- LCC(KLIA2発着)との乗り継ぎ:最低3時間以上
KLIAは動線がわかりやすく、世界でも乗り継ぎしやすい空港のひとつ。
ただし、別ターミナル利用や他社便への接続時は余裕を持って行動するのがおすすめです。
【関連記事】マレーシア旅行の総額費用詳細
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【マレーシア航空でクアラルンプール乗り継ぎ体験談】⑤クアラルンプール乗り継ぎの注意事項は?

- 乗り継ぎ後の搭乗券を事前に持っていればスムーズだが、持っていない場合は手続きや移動の負担が増える
- 到着後に「Transfer Counter」で再発行できるが、混雑時は待ち時間が発生することも
- 乗り継ぎ便は同一予約・通し発券でまとめて購入するのが安心
- 別々の航空券で予約した場合、一度入国・再チェックインが必要になるほか、遅延時の振替・補償が受けられない可能性がある
- マレーシア航空やJAL、カタール航空などワンワールド加盟便をまとめて予約すれば、乗り継ぎトラブルも最小限に抑えられる
- 乗り継ぎ時間は最低でも1時間以上確保しておくのが理想
- クアラルンプール空港は広く、ゲート変更が生じることもあるため、余裕をもったスケジュール設定が重要
- 到着便が遅延した場合でも、1時間程度のバッファがあれば多くのケースで間に合う
クアラルンプール乗り継ぎの注意事項!
マレーシア航空を利用してクアラルンプール国際空港(KLIA)で乗り継ぐ場合、基本的には動線がシンプルでスムーズに移動できます。
しかし、事前準備や予約方法によっては思わぬ時間ロスが発生することもあります。ここでは、乗り継ぎ時に注意しておきたいポイントをまとめます。
搭乗券は事前に準備しておく!
最も重要なのは、乗り継ぎ後の便の搭乗券を事前に持っておくことです。
1便目のチェックイン時に最終目的地までの搭乗券を発行してもらっていれば、クアラルンプール到着後はそのままゲートへ移動できます。
もし搭乗券を持っていない場合は、到着後に制限エリア内のTransfer Counter(乗り継ぎカウンター)で再発行が可能です。
ただし、混雑時には待ち時間が発生することがあり、次の便の出発時間が迫っていると焦ることにもなりかねません。
時間に余裕を持つためにも、出発空港でのチェックイン時に「最終目的地までの搭乗券を発行してください」と伝えておくのが確実です。
同一予約・通し発券で購入するのが安全!
マレーシア航空を利用して複数区間を移動する場合は、同一予約(通し発券)で航空券を購入しておくのがおすすめです。
これにより、乗り継ぎ便の搭乗券をまとめて受け取れるほか、遅延や乗り継ぎトラブルが発生した際も、航空会社側で振替や補償の対応を受けやすくなります。
一方、別々の航空券で予約した場合は注意が必要です。
この場合、到着後に一度マレーシアへ入国し、荷物を受け取ってから再度チェックイン・出国手続きを行う必要があります。
さらに、遅延や欠航があっても振替便への保証がないケースが多いため、リスクを避けたいなら通し発券が必須といえます。
ワンワールド加盟便の利用でスムーズに!
マレーシア航空はワンワールド・アライアンスに加盟しており、JAL、カタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどとの連携がスムーズです。
これらの航空会社を組み合わせて通し予約すれば、乗り継ぎトラブルや再発行の手間を最小限に抑えることができます。
また、JALマイレージバンクのマイルを貯めたい場合にも、ワンワールド加盟便の組み合わせは相性が良い選択です。
乗り継ぎ時間は最低1時間以上を確保!
クアラルンプール国際空港は広く、到着ゲートと出発ゲートが離れていることもあります。
そのため、最低でも1時間以上の乗り継ぎ時間を確保しておくのが理想です。
スムーズな場合は10〜15分でゲートに到着できますが、ゲート変更やセキュリティチェックの混雑などを考慮すると、1時間〜1時間半の余裕があると安心です。
また、到着便が遅延した場合でも、1時間程度のバッファがあれば多くのケースで間に合うことが多いです。
クアラルンプール国際空港での乗り継ぎをスムーズに行うためのポイントは次の通りです。
- 出発地で最終目的地までの搭乗券を受け取っておく
- 同一予約・通し発券で航空券を購入する
- 別予約の場合は入国・再チェックインが必要になる可能性あり
- ワンワールド加盟便を組み合わせれば振替対応も安心
- 乗り継ぎ時間は最低1時間以上、理想は1時間半〜2時間
事前に搭乗券と乗り継ぎ時間を確認しておけば、初めてのクアラルンプール乗り継ぎでも安心して旅を続けられます。
【関連記事】国際線フライトの機内で使える裏技
【まとめ】クアラルンプール乗り継ぎ2時間は間に合わない? マレーシア航空でクアラルンプール国際空港トランジット体験談紹介

- クアラルンプール国際空港でのトランジットは、スムーズなら約10分ほどで乗り継ぎ可能。ただしゲート移動や保安検査(各ゲート前)を考慮して、最低でも1時間の余裕を持つのがおすすめ
- 乗り継ぎ便の搭乗券がない場合は、入国→チェックイン→再出国の流れが必要になり、+1〜2時間程度かかることもある
- KLIA1とKLIA2をまたぐ乗り継ぎ(例:マレーシア航空⇔エアアジアなど)は、ターミナル間移動と再手続きが必要になるため、3時間以上の余裕を確保しておくと安心
クアラルンプール乗り継ぎ2時間は間に合わない?
ブ空港の中でも特に動線がシンプルでわかりやすく、スムーズにいけば非常に短時間で移動できます。
実際、同じマレーシア航空やワンワールド加盟便での接続であれば、到着から次の搭乗ゲートまで10分ほどで移動可能です。
ただし、出発ゲートの場所や混雑状況、保安検査(各ゲート前で実施)を考慮すると、最低でも1時間程度の余裕を持つのがおすすめです。
2時間あれば基本的には安心!
多くのケースでは、2時間の乗り継ぎ時間があれば十分に間に合います。
特に、同一予約で購入した航空券であれば、チェックインや荷物の引き継ぎも自動的に行われるため、手続きの手間がかかりません。
一方で、到着遅延やゲート変更、エアロトレインの運休などが重なると、2時間でもギリギリになる可能性があります。
そのため、初めて利用する場合や国際線同士の接続時は、2時間〜2時間半程度の余裕を見ておくとより安心です。
搭乗券がない場合は手続きに時間がかかる!
乗り継ぎ便の搭乗券を出発地で受け取っていない場合、クアラルンプール到着後に制限エリア内のTransfer Counter(乗り継ぎカウンター)で再発行が必要です。
混雑時には手続きに時間がかかることもあり、出発までの余裕が少ない場合は焦る原因になります。
さらに、別予約で航空券を購入している場合は、一度入国→チェックイン→再出国という流れが必要になり、プラス1〜2時間かかることもあります。
この場合は、2時間では間に合わない可能性が高く、最低でも3〜4時間の乗り継ぎ時間を確保するのが安全です。
KLIA1とKLIA2をまたぐ場合は要注意!
マレーシア航空が使用するのはKLIA1ターミナルですが、エアアジアなどのLCCはKLIA2ターミナルを使用しています。
両ターミナルは建物が完全に分かれており、移動にはシャトルバスやタクシーの利用が必要です。
この場合は、一度マレーシアに入国して再チェックインを行う必要があるため、少なくとも3時間以上の余裕を確保しましょう。
クアラルンプール国際空港(KLIA)での乗り継ぎ時間の目安は以下の通りです。
- マレーシア航空・ワンワールド便同士(KLIA1内):1〜2時間で十分
- 搭乗券が未発行の場合:+30分〜1時間の余裕を見ておく
- LCC(KLIA2)との乗り継ぎ:3時間以上が理想
スムーズな空港動線と案内表示のわかりやすさが魅力のKLIAですが、別予約や他ターミナル利用時は想定外の時間がかかることもあります。
余裕を持ったスケジュールを組んでおけば、乗り継ぎの不安を感じることなく、快適に次のフライトへ移動できます。
【おすすめ】失敗しない!乗り継ぎ/トランジットでロストバゲージしないためには?

海外に乗り継ぎ/トランジットで旅行する際、預けている荷物がなくなった、という話を聞く機会は多々あると思います。
目的地の空港について、荷物が出てくるのを待っていても一向に出てくる様子がなく、数十分、いや数時間待っていても荷物が出てこなかった、というのはショックが大きいはずです。
その上、空港や航空会社に問い合わせても荷物の所在不明で、そのまま荷物が手元に帰ってこなかった場合、とても残念でショックが大きすぎるでしょう。
そんなロストバゲージ(預入荷物の紛失)を防ぐために、筆者は預け入れ荷物にある工夫をしています。
それは、Airtagを必ず荷物の中に入れておくことです。

- スマホで荷物の所在地がわかる
- 荷物の所在地がわかれば、ロストバゲージ時に荷物の所在を航空会社に伝えることができる
- 所在地がわかれば、目的地で受け取りができなくても、手元に帰ってこない事態を防げる
預入荷物の他にも、財布やカバンなど、大切な荷物の中に入れておけば、無くした際にどこにあるか見つけやすくなります。
(家の中で置いた場所がわからなくなっても、音を鳴らせばすぐに場所がわかります)
1つ約5,000円とそこそこ値段はしますが、、大切な持ち物がなくならないためにも、海外旅行・特に乗り継ぎ/トランジットを利用する人には必見の旅行アイテムです。
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Airtagの他にも、海外旅行を安心安全・快適・お得に過ごすための必須アイテムをまとめましたので、参考にしてもらえると嬉しいです。
