このページを読むのにおすすめな人
- シェアサイクルを使ったことがある人や使っている人
- 特に首都圏などでドコモの赤チャリを使っている人
- シェアサイクルの動向が気になる人
自称ミニマリストの筆者は日常の交通手段としてシェアサイクルを利用しています。
都内に住んでいるため、ドコモが提供している通称赤チャリを普段使っていて、月額2,000円のサブスクプランに加入していました。
しかし、ここ最近でサービスの変化を感じて解約することとなりました。
今回はサブスク解約に至ったサービスの変化を紹介します。
【実録】ドコモシェアサイクルのサブスクを解約した理由 赤チャリ改悪か!?【ビジネスケース】
【ドコモシェアサイクルが改悪?】①前提:どこでも乗り降りできる便利さが価値
ポイント:
- シェアサイクルの一番のメリットは、どのポートからでも乗れて降りられること
シェアサイクルを使うべきメリットは、いくつかありますが、筆者が最も感じているメリットは、どのポートからでも乗ることができ、降りることができる点です。
自転車を購入するよりも安く利用できる点もありますが、月々2,000円を2年も3年も続けていると、かえって新品を購入するよりも費用がかかってしまうため、日常使いとして金銭的なメリットになり得ません。
そのため、日常使いとしては、家の近くのポートで自転車に乗り、目的地近くのポートで降り、帰りにそのポートから乗って自宅へ帰るまでの導線としての使い方でした。
【ドコモシェアサイクルが改悪?】②問題:駐輪ポートに停められない事態が発生
ポイント:
- ポートに停められる自転車数の制限があり、停めたくても停められない状況が多発
そんな使い方をしていましたが、ここ最近ある変化を感じています。
それはポート内に停められる自転車数に制限がついたという点です。
どういうことかと言うと、例えばポートにMAX30台自転車を停められるとします。
すでに30台停まっている場合、自分がポート付近で返却ボタンを押しても返却にならず、別のポートまで移動する必要があります。
この現象は品川区の大井町駅周辺のポートで何度か発生しています。
幸い、大井町駅付近には近くにいくつかポートがあるので、すぐに停められることができますが、そのポートも満車になった場合、遠くのポートまで行く必要があることになります。
この点は大きなデメリットで、時間的に急いでいる場合に乗り捨てできなく、時間的余裕があってもわざわざポートを変える手間が発生してしまいます。
シェアサイクルは一度借りると他のポートに何台停まっているかアプリ上で見ることができないため、行ってみて初めて停められるか分かることになります。
いつでもどこでも乗り降りできる心理的なメリットがサービスの価値でしたが、例え実現できるとしても、もしかしたら乗り降りできないかもしれない、というデメリットは心理的にもサービスを使う意欲が失われるように感じます。
【ドコモシェアサイクルが改悪?】③解決策:乗っても降りなければ問題なし
ポイント:
- 普段使いなら、目的地についても降りなければ問題にはならない
停められない問題を解決するには、目的地についてもポートに停めない方法があります。
ポートに停めて返却しなければ、継続して自分が利用する権利を持っているため使い続けることができます。
家からスーパーへ買い物に行く場合、スーパーの駐輪場に自転車を停めるような使い方です。
一度ポートに返却しようとすると、返却できないリスクがありますが、そもそも返却しなければその問題は起きません。
【ドコモシェアサイクルが改悪?】④補足:サブスクプランを解約し、都度払いのほうがお得
ポイント:
- 乗っても降りない使い方をする上では、都度払いのほうがお得
この場合、最もお得に使う方法はサブスクプランではなく都度払いすることです。
サブスクプランの特徴は乗ってから30分間は課金されない点のため、30分以上かかる用事だと一度ポートに返却する必要がありました。
都度払いの場合、一度ポートに返却するため初乗り150円×2回分の費用がかかります。
しかし、乗っても降りない使い方であれば、150円+100円になるため、一度ポートに返却するよりも施錠状態にしておくほうが費用が安く済みます。
加えて前述したような心理的な不便さも感じないため、サブスクプランは解約したほうが良いことになります。
もちろん、毎日自転車に乗るような人は都度払いだと元のサブスクプラン以上のお金がかかることになります。
そのため、そもそもシェアサイクルに向かない人になるのではないでしょうか。
【ドコモシェアサイクルが改悪?】⑤派生:サービス改悪によりシェアサイクルの利用率は減少?
ポイント:
- 混むポートに停められない事態が続けばサービス事態が使われないようになる可能性も
一般的に、人が集まるポートに自転車が集まるため、そんなポートに停められないとなると、利用するユーザーは減っていくと考えられます。
日常使いならシェアサイクルに頼らず自分で自転車を保有ししたほうが良いため、利用するのは旅行者に寄っていくのではないでしょうか。
旅行者も基本的には住宅地や郊外に行く機会は少ないため、降りたい場所で降りられない不便さの問題は継続して残ります。
【ドコモシェアサイクルが改悪?】まとめ
- シェアサイクルの価値はどこでも乗り降りできること
- 駐輪数制限でサービスの価値が下がってしまった
- 乗っても降りずに、サブスクを使わないほうがお得な形に
- サービス全体として今後の拡大に暗雲
【ドコモシェアサイクルが改悪?】さいごに
一部の駐輪ポートに自転車が集まることで、歩行者の妨げになるなど地域全体としてのデメリットはあったと思います。
今回の変化で利用者数の減少、サブスクプランの解約、返却されない自転車の増加などいくつか派生して考えられるため、今後サービスがどうなっていくか注目です。
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