このページを読むのにおすすめな人
- 家計の支出を見直したい人
- 将来のために貯蓄したい人
- 何にお金をかけるべきか検討中の人
生活費を極力下げるミニマリスト的な生き方が注目されていますが、ミニマリストの本質は要らないことにお金をかけず、必要なことにお金をかける投資の選択と集中だと思います。
全てに使うお金を減らしていると、QOLが低い状態になり、結果的にダイエットのリバウンドのように反動でお金を使いすぎてしまうことがあるのではないでしょうか。
そこで今回はお金をかけるべき物と、かけるべきではない物を紹介します。
①かけるべき物
家の立地
まずお金をかけるべきは家の立地、家がどこにあるかです。
職場や頻繁に通う場所の近くに済むことのメリットは大きく、移動時間を短縮できる効果は変え難いものです。
家賃を抑えるために遠い場所に住むと、そのための移動時間や交通機関にかかる費用が発生するため、立地が良い場所に住むことをおすすめします。
例えば、新宿に出社する人は、新宿に10分程度で行ける場所がおすすめです。
離れていたとしても30分以内が良いでしょう。
多少お金がかかったとしても、浮かせた時間を自己投資や副業に充てることで、全体の収支としては大きなプラスになると思います。
ただし、リモートワーク前提の人は上記に当てはまりません。
出社等で特定の場所に頻繁に行き来する必要がないのであれば、次点で利用する場所との距離を考えるべきです。
例えば、フィットネスジムに頻繁に通う人はジムの近く、スーパーで買い物する人はスーパーの近くなど、会社以外に行き来する頻度の高い場所の近くが良いでしょう。
最新機能の家電
家事の時短を実現できる最新機能の家電であれば、多少初期投資がかかったとしても買うべきです。
ロボット掃除機、洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機の3つの新・三種の神器のコストパフォーマンスや時短効果は下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてください。
安物買いの銭失い、という言葉がありますが、値段だけ見て家電等の機械系を買うのはおすすめしません。
結果的に、無駄な動作が発生して時間を取られたり、すぐに故障してしまい、買い直しや修理でそこそこの費用がかかってしまう恐れもあります。
例えば、ドライヤーやアイロンなど日々使う小さな家電でも、安すぎる物ではなく、ある程度の機能に対してお金を払って購入すべきです。
良い物一つ買えばその他に必要な物は少なく済むため、ミニマリストらしい生活が可能だと思います。
自己投資
浪費、消費、投資の3つのお金の使い方の分類の中で、当たり前ですが投資にはお金をかけるべきです。
ここでいう投資とは、将来的にかけたお金以上の価値になって返ってくる物を指します。
例えば、読書はその良い例です。
他人のした経験や培った知識を得るために、少額のコストで済みます。
そんな読書のおすすめの仕方はこちらの記事を参考にしてください。
また、健康にお金を使うのも自己投資です。
将来的に病気になったときには多額のお金が必要になりますが、若いうちから健康のためにお金を使うことで、結果として少ない出費で済むケースが多いと思います。
運動だけではなく、髪や歯など、代えられない自分自身の資産には現在価値を落とさないための投資が必要です。
交際費
自分以外にお金を使う観点として、ある程度の交際費はかけるべきだと思います。
友人知人のコミュニティに年に数回顔を出すなど、自分が今後も付き合いたい人を繋ぎ止めるための最低限の出費は必要です。
ただし、必要以上に深く入り込みすぎると時間もお金も浪費になってしまうため、その線引きをすべきです。
自分にとって有益ではない人脈であれば、思い切って距離を空けてしまうこともありだと思います。
どんなに仲の良い人だとしても、自分以上に自分のために行動する人はいないため、何よりも自分自身を大切にしましょう。
②かけるべきではない物
家の広さ
家の立地を重視すべきと前述しましたが、反対に家の広さは不要なケースが多いです。
生活に必要なスペースとして、仕事をするデスク、ご飯を食べるテーブル、寝るための布団やベッド、は最低限必要だと思いますが、それ以上のスペースが必要かは考えるべきです。
一人暮らしであれば1Kや1Rで十分です。
広すぎる家に住んだとしても、結果的に物置きのようになっていたり、生活導線上に入らないスペースは必ず発生するため、この点はよく考えましょう。
いい場所に小さく住む、が良いのかもしれません。
安いだけの家電
こちらも前述しましたが、安いだけの家電は結果的に経済的にも損をするリスクが高いため注意が必要です。
家電に限らず、安いものにはそれなりの理由があります。
食材や外食でも安いと原材料費が安いケースが多いことは実感していると思います。
ただし、ファッションなど安くても良い物もいくつかあるため、その点は自分自身の目で見極めが必要です。
視点として、その物の機能的価値・体験的価値を重視すれば、不要なブランド的な価値が価格に反映されている物を除いて購入することができると思います。
浪費・ギャンブル
自己投資でも触れましたが、浪費はすべきではありません。
疲れを取るための体のケアなど、自分の今後のパフォーマンスに関わることはお金を使うべきですが、単にひと時の快楽を求めることには要注意です。
例えば、ギャンブルなどは勝ったときの高揚感は高いですが、誰しも毎回勝てるわけではないと思います。
結果的に、ギャンブルで必要以上の時間やお金を失い、加えてストレスを感じてしまうこともあります。
そのため、何が自己投資で、何がただの浪費なのか、お金を使う際にどちらなのか判断するようにしましょう。
日々の贅沢
最もお金をかけるべきではないのは、日々の生活の贅沢かもしれません。
例えば、毎日ちょっと良い物を食べるなどです。
贅沢品はたまに食べるからこそありがたみを感じますが、毎日のように食べるとそれが当たり前になり、贅沢したいときにはそれ以上の高価な物を求めるようになってしまいます。
ブランド品も同じです。
毎日贅沢するよりかは、日々質素な生活を送りながら、何かの拍子に自分自身へのご褒美として贅沢をするようにしましょう。
ストレス発散でお金を散財する癖のある人は要注意で、これは自己投資でもないです。
過度な出費を増やす前に、そのストレスの原因自体を取り除くようにしましょう。
さいごに
人によっては、今回紹介した物以外にもお金をかけるべき、かけるべきではない物があるかもしれません。
大切なのはQOL高い生活を継続することなので、その実現のために行動するようにしましょう。
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