- ✈️ ヨーロッパ旅行で格安航空(LCC)を初めて使う予定の人
- 💼 マルタやナポリなどの都市間移動にライアンエアーを検討している人
- 📱 オンラインチェックインや手荷物のルールが不安な人
- 💳 追加料金を避けて賢く旅をしたい節約派の旅行者
- 🧳 機内食・機内設備・持ち物の準備が気になる旅行初心者
- 💡 LCCとANA/JALなどのフルサービスキャリアとの違いを知りたい人
→このページで紹介する内容は、、
【ライアンエアーで、マルタ-ナポリ間を往復搭乗した実体験】
ライアンエアーFR1723便で、マルタ〜ナポリを往復した実体験を紹介✈️
「ライアンエアーって本当に安いけど、大丈夫なの?」
「手荷物やチェックインはどうするの?追加料金ってあるの?」
そんな疑問に、初めてLCC(格安航空会社)を使う人にもわかりやすく答えていきます🧳💡
ライアンエアーはとにかく安さが魅力ですが、そのぶん座席指定や手荷物、機内食などはすべて有料。しかも、ちょっとしたミスでその場で追加料金を取られてしまうケースもあるので注意が必要です⚠️
この記事では、実際にマルタ〜ナポリ間をライアンエアーで往復した筆者の体験をもとに、予約のコツや搭乗時の注意点、機内の様子などを詳しく解説します。
これからヨーロッパ旅行でライアンエアーを利用する予定の方にとって、役立つ情報がぎっしり詰まった内容になっています🌍✨
【搭乗記】ライアンエアーの手荷物持ち込みは厳しい?マルタ-ナポリ便の機内食・座席・モニター・獲得マイル・オンラインチェックインなど実体験紹介(FR1723)
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本文はここから
【はじめに】①ライアンエアーとは?どんな航空会社?
- “ライアンエアー”はヨーロッパ中心に就航しているLCC
- LCCのため、航空券代のみ基本料金に含まれており、座席指定や手荷物、機内食は追加料金が必要
- ロンドン、ベルリン、パリなどヨーロッパ各国の各都市を結ぶ路線を多数就航
- 日本には就航していない
- 主要アライアンスには加盟しておらず、マイレージ制度はない
ライアンエアーとは?ヨーロッパ最大級のLCC!
ライアンエアー(Ryanair)は、アイルランドに本社を置く格安航空会社(LCC)で、ヨーロッパを中心に広範な路線網を展開しています。ロンドン、パリ、ベルリン、バルセロナ、ローマなど、主要都市間を結ぶ便が充実しており、格安での移動手段として多くの旅行者に利用されています。
基本運賃は格安、でも追加料金に注意!
ライアンエアーの魅力は、何といっても航空券の価格の安さです。ただし、基本運賃に含まれるのは「座席と持ち込み手荷物(小型)」のみ。以下のようなサービスはすべて追加料金となります。
- 座席指定
- 機内持ち込みの大型荷物
- 受託手荷物
- 機内食やドリンク
安さの裏には「必要なものは自分で選んで追加する」スタイルがあるため、予約時には料金の総額に注意することが大切です。
アライアンスやマイル制度は非対応!
ライアンエアーはANAやJALのようなフルサービスキャリアとは異なり、航空連合(スターアライアンスやワンワールドなど)には加盟していません。また、独自のマイレージ制度も存在せず、フライトによるポイント蓄積はできません。
そのため、マイルを貯めたいという方には向きませんが、「その場限りの安さ」を重視する短期旅行者やバックパッカーには非常に便利な存在です。
日本からの直行便はなし。ヨーロッパ現地で利用を!
ライアンエアーは日本には就航しておらず、利用するにはヨーロッパに渡ってからの予約・搭乗となります。ヨーロッパ内での移動手段として活用すれば、旅費を大幅に節約できる可能性があります。
特に複数都市を巡る周遊旅行では、鉄道よりも短時間・低コストで移動できる場面が多いため、旅のプランに合わせて柔軟に使い分けるのがポイントです。
【ライアンエアーでマルタ-ナポリ便往復搭乗記】②往路FR1723(マルタ-ナポリ)体験談
航空券予約
- 基本的には、スカイスキャナーで最安の航空券を探すのが良いが、予約はライアンエアーのサイトから直接行ったほうが良い
- 日程を選択して金額を確認し、旅行代理店経由で購入するのが安いが、ライアンエアーは代理店経由で予約した場合、申し込み番号をライアンエアーのサイトで入力する必要がある
- 筆者の場合、何度試しても番号をライアンエアーサイトに入力できなかった
- 航空券の検索や値段の確認は別でも良いが、予約・購入はライアンエアーサイトで行うのが良い
- 予約時の座席指定は有料のみ、その他オプションも基本有料
- プランが複数あり、最安値プラン以外には座席査定などが含まれている場合も
【搭乗記】ライアンエアーFR1723便(マルタ→ナポリ)体験談!
今回は、ライアンエアーを利用してマルタからナポリまでの移動を体験しました。実際に搭乗した便は、FR1723便。格安でヨーロッパ内を移動できるライアンエアーですが、予約方法には少し注意が必要です。この章では、予約から出発当日までの流れを詳しく紹介します。
スカイスキャナーで検索、予約は公式サイトがおすすめ!
格安航空券を探すときには、多くの人が「スカイスキャナー」などの比較サイトを使って価格をチェックすると思います。筆者も例にもれず、まずはスカイスキャナーで候補日程の最安価格を確認しました。
ただし、実際に航空券を購入する際は、ライアンエアーの公式サイトから直接予約することを強くおすすめします。というのも、旅行代理店を通じて予約した場合、ライアンエアーの予約管理画面にアクセスするには「予約番号の入力」が必要となるのですが、これがうまく反映されないことがあるのです。
実際に筆者も、代理店経由で予約した後にライアンエアーのサイトで番号を入力しても認識されず、困った経験があります。スムーズにチェックイン手続きや座席指定を行うためにも、多少の価格差があっても公式サイトでの直接購入が安心です。
予約時の座席指定やオプションは基本有料!
ライアンエアーでは、基本運賃に含まれているのは「座席指定なしの搭乗券」のみとなっています。予約時に座席を指定したい場合は追加料金が発生し、優先搭乗や大きな手荷物を持ち込む場合もオプションとして有料になります。
予約ページでは複数のプランが表示され、最安プラン以外には「座席指定」や「優先搭乗」「小型荷物+キャリーオン」などが含まれていることもあります。自分の旅のスタイルに合わせてプランを選ぶのがポイントです。
検索サイトと予約サイトは使い分けを!
航空券の検索や価格の比較にはスカイスキャナーなどを使い、最終的な購入はライアンエアー公式サイトで行う、という使い分けが安心です。
代理店経由だとサポート体制が弱く、トラブル時にやりとりが煩雑になることがあります。公式サイトならアプリ連携や予約管理もスムーズなので、LCC特有の自己責任型運用にも対応しやすくなります。
【関連記事】海外旅行のお得かつ失敗しない予約・計画方法
チェックイン・オンラインチェックイン
- 事前にオンラインチェックインが可能
- スマホアプリやブラウザ上でチェックインが可能で、フライトの24時間前から可能
- アプリ上で電子搭乗券を所持しつつ、念のため紙で印刷したが、アプリのみで問題なかった
- (紙を印刷していないと追加料金がかかると口コミを見たが、筆者が利用した路線では問題なかった)
- オンラインチェックイン時に座席指定・追加料金の支払いもできる
- 空港カウンターでチェックインする場合、有人カウンターで航空券の発券が可能だが、有料の場合も
ライアンエアーのチェックイン方法は?オンラインチェックインが基本!
ライアンエアーでは、オンラインチェックインの利用が基本スタイルとなっています。LCCならではのルールや注意点があるため、初めて利用する方は事前に把握しておくと安心です。
オンラインチェックインはアプリやブラウザで簡単に可能!
出発前にオンラインチェックインを済ませることで、空港での手続きが非常にスムーズになります。ライアンエアーでは、スマートフォンアプリまたはブラウザからオンラインチェックインが可能で、フライトの24時間前からチェックインの手続きが可能です。
チェックイン後は、アプリ上に電子搭乗券(モバイルボーディングパス)が表示され、空港ではそのまま提示するだけで搭乗できます。筆者も念のため紙で搭乗券を印刷して持参しましたが、実際にはスマホだけで問題ありませんでした。
なお、口コミなどでは「紙の搭乗券を印刷していないと罰金が発生する」という話も見かけましたが、筆者が搭乗したマルタ〜ナポリ便では、アプリの搭乗券のみで問題なく通過できました。
空港カウンターでのチェックインは一部有料の場合あり!
万が一、オンラインチェックインをし忘れてしまった場合でも、空港の有人カウンターでチェックイン手続きが可能です。ただし、路線や航空券のプランによっては、空港カウンターでの発券に追加料金がかかる場合があります。
とくに最安運賃(Basicなど)で予約した場合は、チェックイン方法に制限があることがあるため、事前の確認が必須です。アプリでのチェックインが不安な方は、事前に紙の搭乗券を印刷しておくのもひとつの対策となります。
オンラインチェックイン時にオプションの選択も可能!
オンラインチェックインの際には、座席指定や追加手荷物のオプション購入も同時に行えます。より快適に移動したい方や、大きめの荷物がある方は、このタイミングで必要なサービスを選んでおくと、空港での手続きがスムーズになります。
荷物
- 空港カウンターにてチェックイン時に、預け入れ荷物がある人は荷物を預ける
- 預入荷物は基本的に有料で追加料金がかかる
- 手荷物も同様で、持ち込みサイズが決まっており、超過する場合は料金が発生する
- 搭乗カウンターにて荷物のサイズを確認するケースがあり、超過する場合はそこで追加料金を請求される
ライアンエアーの荷物ルールは?預け入れ・手荷物はすべて事前確認が必須!
ライアンエアーを利用する際に、特に注意すべきポイントのひとつが「荷物に関するルール」です。LCC(格安航空会社)ならではの厳格な規定があるため、事前に内容を確認しないと追加料金が発生する可能性があります。
預け入れ荷物は基本有料。空港での支払いは割高に!
チェックイン時に預け入れ荷物がある場合、空港カウンターで荷物を預けることができますが、預入手荷物は基本的に有料です。オンライン予約時にオプションとして追加できるため、事前に申し込んでおく方が料金は割安になります。
空港での追加は割高になることが多く、また当日混雑していると手続きに時間がかかるため、あらかじめ荷物の重量やサイズを確認しておくのがベストです。
機内持ち込み手荷物にもサイズ制限あり!
ライアンエアーでは、機内持ち込み可能な手荷物にも厳しいサイズ・重量制限があります。最安運賃の場合、無料で持ち込めるのは「小型のバッグ1つ(前の座席下に収納できるサイズ)」のみ。キャリーケースなどを持ち込みたい場合は、追加料金が発生します。
空港の搭乗カウンターや搭乗ゲートでは、荷物のサイズや重さを確認されることがあり、制限を超えているとその場で追加料金を請求されることもあるため要注意です。
荷物の事前準備とプラン確認が快適な旅のコツ!
ライアンエアーを利用する際は、航空券の価格が安いぶん、荷物の扱いに細かいルールがあることを理解しておくことが大切です。荷物の内容やサイズがルールに収まるように準備し、必要であれば出発前にオプションを追加しておくことで、トラブルなくスムーズに搭乗できます。
ラウンジ
- ライアンエアーはアライアンス未加盟なため、利用できるラウンジはない
- また、プライオリティパスや一定以上のクレジットカードを保有している人はカードラウンジを利用できる
ライアンエアー利用時はラウンジが使える?利用条件と代替手段!
LCC(ローコストキャリア)であるライアンエアーを利用する際、「空港ラウンジは使えるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論から言うと、ライアンエアー自体では航空会社専用のラウンジを利用することはできません。
ライアンエアーはアライアンス非加盟のためラウンジ対象外!
ライアンエアーは、ANAやJALのようなフルサービスキャリアとは異なり、スターアライアンスやワンワールドなどの航空連合には加盟していません。また、マイレージ制度やステータス制度もないため、ビジネスクラス利用者向けラウンジやステータス保持者向けの専用ラウンジといった特典はありません。
そのため、ライアンエアーの搭乗者としてラウンジを無料で使える場面は基本的にありません。
プライオリティパスやクレジットカードラウンジは別途利用可能!
ただし、ラウンジを利用したい方には別の選択肢もあります。プライオリティパスを保有している方や、ゴールドカード・プラチナカードなど一部のクレジットカード特典で利用できる「カードラウンジ」を活用することが可能です。
実際に筆者も、マルタ空港ではプライオリティパス対象のラウンジを利用しました。航空会社とは関係なく、出発前の時間をゆったりと過ごすことができ、食事やドリンク、Wi-Fiなどのサービスも充実していました。
LCC利用時こそ、ラウンジの活用が快適な旅の鍵!
ライアンエアーのようなLCCは空港での待機時間も自己管理が求められるため、快適に過ごす手段としてラウンジの利用は非常に有効です。事前に対象ラウンジやアクセス条件を調べておけば、限られた旅の時間をより充実させることができます。
【関連記事】マルタ旅行の空港ラウンジ事情
【関連記事】国際線ラウンジ利用の裏技紹介
搭乗
- マルタ国際空港は規模が小さく、搭乗ゲートまでの距離は短い
- 搭乗のタイミングで手荷物の大きさを確認される
- 筆者の場合、前のほうに並んでいた人が大きさ超過で支払いのやり取りをしており、その後に並んでいるがそのまま通過した列に沿ったため、厳しく確認されなかった。。
- 搭乗ゲート前で待機し、時間になるとクラス順に機内へ
- ゲートから飛行機まで徒歩で移動するスタイル
マルタ国際空港でのライアンエアー搭乗体験。ゲートは徒歩移動スタイル!
マルタ国際空港からライアンエアーに搭乗する際の流れについて、実際の体験をもとにご紹介します。LCCらしいシンプルな運用ながらも、いくつか注意すべきポイントがあります。
マルタ空港はコンパクトで搭乗ゲートまでの移動が楽!
マルタ国際空港は比較的小規模な空港のため、チェックイン後の保安検査を抜けると、搭乗ゲートまでの距離も短く、移動は非常にスムーズです。空港内の案内表示もわかりやすく、迷うことはほとんどありませんでした。
出発ゲート前にはベンチや売店があり、出発前に軽食を取ることも可能です。
搭乗時は手荷物のサイズチェックに注意!
搭乗のタイミングでは、手荷物のサイズや内容をチェックされることがあります。特にキャリーバッグやリュックサックなど、規定サイズを超えていると判断されれば、その場で追加料金を請求されることもあるため要注意です。
筆者が搭乗した際は、列の前の方に並んでいた方が荷物サイズ超過で追加料金を支払っていました。しかし、その後の列ではサイズ確認が緩やかで、筆者自身はチェックを受けずにスムーズに通過できました。チェックの厳しさには波があるものの、安心のためにも事前にルールを確認しておくことが重要です。
機内への移動は徒歩。座席クラス順で案内!
搭乗が始まると、座席クラスや優先搭乗の有無に応じて順番に機内へ案内されます。ライアンエアーは基本的にブリッジを使わず、搭乗ゲートから飛行機までは徒歩で移動するスタイルが一般的です。
屋根がない場合もあるため、天候が悪い日は傘や上着などの準備も忘れずに。シンプルな搭乗スタイルですが、慌ただしくなることもあるため、余裕を持ってゲートに到着しておくと安心です。
機内設備
- 機内はLCCのため狭めな印象
- 3席—3席の座席配置
- ヨーロッパ系の機体のためシートピッチはそれほど狭く感じないが、背もたれが控えめだった
- 色合い的には黄色が強く派手でやや落ち着かない印象
- イヤホン、枕、ブランケット、スリッパなど配布なし
- アメニティ系は何もない
- モニターや音楽の準備なし
- 短距離のため特に気にならないが、必要な人は自分で準備すべき
- 充電できる端子なし
- 必要なら自分でモバイルバッテリーを用意する必要がある
- 機内Wi-Fiは機内販売のみ対応している
ライアンエアーの機内設備は?必要なものは自分で準備を!
ライアンエアーはLCC(格安航空会社)であるため、機内設備やサービスは最低限に抑えられています。快適に過ごすには、事前に必要なものを自分で用意しておくのが基本です。実際に筆者が搭乗したマルタ〜ナポリ線での機内の様子をもとにご紹介します。
座席は3-3配列。やや狭いが短距離なら問題なし!
座席は一般的なLCC仕様で、左右3席ずつの3-3配列。ヨーロッパ系の機材らしく、シートピッチ(足元の広さ)は日本国内のLCCと比べるとやや余裕がある印象でした。ただし、背もたれは薄く、リクライニングもほとんどありません。
全体的には「狭いけれど、短距離なら許容範囲」といった印象です。1〜2時間程度のフライトであれば、特に大きな不便は感じませんでした。
機内のデザインは黄色メインでやや派手な印象!
ライアンエアーの機内は、黄色を基調とした明るめのカラーリングが特徴。座席や天井、案内表示まで一貫して黄色が使われており、人によっては少し落ち着かないと感じるかもしれません。落ち着いた空間を期待していると、少し驚くかもしれません。
アメニティ・モニター・充電端子は一切なし!
LCCらしく、機内ではアメニティの配布は一切ありません。イヤホン、ブランケット、スリッパ、枕などの配布はなく、必要なものはすべて自分で持ち込む必要があります。
また、座席にはモニターやオーディオ設備もなく、充電用のUSB端子も未搭載です。スマートフォンやタブレットを使いたい方は、あらかじめモバイルバッテリーを準備しておきましょう。
機内Wi-Fiは未対応。娯楽は自分で持ち込むスタイル!
ライアンエアーでは、機内Wi-Fiやエンタメ配信は提供されていません。通信が必要な場面は離陸前に済ませておくことをおすすめします。機内販売では飲食物の購入は可能ですが、Wi-Fi利用などのサービスは用意されていないため、読書や映画など、自分で用意した娯楽で時間を過ごすのが基本です。
機内食
- 機内食はなし、ドリンクの無料配布もなし
- 機内販売はあるため、必要な人は注文する形式
- 座席のQRコードでスマホから注文する形式
ライアンエアーの機内食は?食事・ドリンクはすべて有料販売!
ライアンエアーでは、機内食やドリンクの無料サービスは一切提供されていません。他のLCCと同様、コストを抑えた運航スタイルのため、必要な飲食物がある場合は機内販売を利用するか、自分で準備しておく必要があります。
機内食や飲み物はすべて有料。事前準備がおすすめ!
フライト中にお腹が空いたり喉が渇いた場合、機内販売で軽食や飲み物を購入することができます。ただし、無料のドリンクサービスはなく、水すら配布されないため、特に短距離路線でも飲み物は持参しておくのが安心です(※保安検査後の購入が必要)。
販売されているメニューは、スナック、ホットサンド、スープ、ソフトドリンク、アルコール類など。商品はヨーロッパらしいラインナップですが、価格は空港価格に近くやや割高です。
注文はスマホで!座席のQRコードを読み取ってオーダー!
ライアンエアーの機内販売は、座席前のQRコードをスマートフォンで読み取り、オンラインで注文する形式が採用されています。キャビンアテンダントに直接声をかけることも可能ですが、基本的には非接触型のモバイルオーダー方式です。
英語表記が中心ですが、簡単な操作で注文できるため、必要な場合はQRコードを活用してみましょう。
食事が必要な場合は出発前に購入しておくのが安心!
LCCでは当たり前となっている「機内食なし」スタイルですが、特に早朝便やランチ・ディナー時間帯のフライトでは、出発前に食事を済ませるか、空港内で軽食を購入して持ち込むのがおすすめです。
機内ではゆっくり食事をとる環境ではないため、移動時間を快適に過ごす準備として、飲食の持ち込みは事前に計画しておくと安心です。
ギャレー
- LCCのため無料で使えるものなし
ギャレー(機内後方設備)はどうなっている?無料サービスは基本なし!
ライアンエアーのようなLCCでは、フルサービスキャリアで見られるような充実したギャレー(機内後方の設備エリア)での無料サービス提供はありません。
ギャレーは乗務員専用エリア。無料のドリンク・サービスなし!
ギャレーとは、機内後方や前方に設けられている飲食やサービスの準備スペースのこと。ANAやJALなどのフルサービスキャリアでは、このエリアからお茶や水などの無料ドリンクや、ブランケットの貸出などが行われることがあります。
しかし、ライアンエアーではこのようなサービスは一切提供されておらず、ギャレーは完全に乗務員専用スペースとなっています。乗客が自由に利用できるような設備や備品もなく、無料の飲み物・アメニティの提供も行われていません。
必要なものはすべて自分で準備するのが基本!
ギャレーに限らず、ライアンエアーでは「必要なものは自分で持ち込む」が基本スタイル。ドリンク・食事・ブランケット・スリッパなども提供されないため、快適なフライトのためには出発前の準備が不可欠です。
特に初めてLCCに乗る方は、サービスの少なさに驚くかもしれませんが、そのぶん航空券が格安であるのが最大のメリット。ルールを理解して使いこなせば、非常にお得に移動できます。
到着
- 約1.5時間のフライトでナポリ国際空港へ到着
- 到着後は案内に従って入国へ
ナポリ国際空港に到着。約1.5時間の快適フライト!
マルタからナポリへのライアンエアーFR1723便は、約1時間半の短距離フライト。特に大きな揺れもなく、あっという間に目的地であるナポリ国際空港へ到着しました。
降機後はスムーズに入国へ!
飛行機が着陸すると、搭乗ゲートから空港ターミナルまでは徒歩またはバスで移動する場合があります。今回は徒歩でターミナルへ向かうスタイルでしたが、誘導や案内表示がわかりやすく、迷うことはありませんでした。
ターミナルに入ったあとは、空港の案内表示に従って入国審査エリアへ進みます。EU圏内の移動であれば、入国手続きも比較的簡単ですが、日本のパスポートで入国する場合はスタンプ対応があるため、パスポートを準備してスムーズに通過しましょう。
ナポリ空港は中規模の空港ですが、到着後の動線はシンプルで、荷物受け取りや出口までの移動もスムーズでした。
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【ライアンエアーでマルタ-ナポリ便往復搭乗記】③マルタ-ナポリ搭乗でANAマイル・JALマイルはいくら貯まる?
- ANAマイレージ・JALマイレージともに獲得できない
- ライアンエアーLCCでアライアンスに加盟しておらず、提携もしていないため、マイルは貯まらない
ライアンエアー搭乗でANAマイル・JALマイルは貯まる?結論:一切貯まりません
ヨーロッパ旅行中でも、「せっかく飛行機に乗るならANAやJALのマイルを貯めたい」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし結論から言うと、ライアンエアーに搭乗してもANAマイルもJALマイルも一切貯まりません。
ライアンエアーはアライアンス非加盟でマイル対象外!
ライアンエアーはLCC(ローコストキャリア)であり、ANAが所属するスターアライアンスや、JALが所属するワンワールドといった航空アライアンスには一切加盟していません。また、これらの日本の航空会社とはコードシェアなどの業務提携も行っていないため、マイル加算対象外の航空会社となります。
そのため、マルタ〜ナポリ線のような短距離路線であっても、ライアンエアーの搭乗ではマイルを貯めることはできません。
マイルを重視するならフルサービスキャリアの利用を検討!
もし「少しでもマイルを貯めたい」「特典航空券を目指したい」と考える方であれば、ルフトハンザ航空、エールフランス、ITAエアウェイズなどのフルサービスキャリアを利用するのが確実です。これらの航空会社であれば、ANAやJALとの提携がある場合もあり、条件次第でマイル加算が可能です。
ただし、LCCと比較すると航空券の価格はやや高くなる傾向があるため、費用重視かマイル重視か、自分の旅のスタイルに合わせて選ぶのがベストです。
【ライアンエアーでマルタ-ナポリ便往復搭乗記】④ライアンエアー利用時に注意することは?
- 空港のカウンターでチェックインすると追加料金が発生する場合も
- 事前にオンラインチェックインを行い、搭乗券を印刷し、スマホに電子搭乗券を入れる必要がある
- 預け入れ荷物に加えて手荷物の持ち込みも有料で、搭乗時にサイズを確認される場合も
- 筆者が利用した際は搭乗時にサイズ確認を実施していた
- (超過した人はその場でお金を払っていた。。)
- 布素材のリュックの場合、嵩張るアイテムは体に装備して、サイズや重さを軽減する工夫も
- 座席指定は有料かつ席によって価格が異なるため、どうしても座席に希望のある人は注意
- チェックイン時に無料で選べる場合もあるため、そのタイミングを狙うのも一つ
- ライアンエアー搭乗時は、ANA・JALマイルの獲得はできない
- LCCのため価格は安いがその分マイルは貯まらない
- 短距離でもマイルや会員特典を利用したい人は、FSCを使うべき
- 機内にモニターや音楽はないため、自分で準備する必要がある
- 機内食やドリンクは全て有料のため、必要な場合は機内で買うか持ち込みするか
ライアンエアーを利用する前に知っておきたい注意点まとめ!
格安でヨーロッパ内を移動できるライアンエアーですが、LCCならではのルールや注意点も多く、事前に知っておかないと追加料金やトラブルの原因になることがあります。ここでは、実際の搭乗体験をもとに、ライアンエアーを利用する際に注意すべきポイントを詳しくご紹介します。
事前のオンラインチェックインは必須。紙の搭乗券も念のため持参を!
ライアンエアーでは、オンラインチェックインを済ませていないと、空港カウンターでのチェックイン時に追加料金が発生する場合があります。スマートフォンやPCから簡単にチェックインできるので、必ず事前に手続きを済ませておくようにしましょう。
チェックイン後は電子搭乗券をスマホに保存できますが、念のため紙で印刷しておくと安心です。筆者が利用した路線ではスマホのQRコードだけで問題ありませんでしたが、路線や空港によって対応が異なることもあるため注意が必要です。
手荷物・預け荷物はすべて有料。サイズ・重量チェックに要注意!
ライアンエアーでは、機内持ち込み手荷物も基本的には有料です。無料で持ち込めるのは、前の座席下に収まる小型バッグ1つのみ。大きめのリュックやキャリーケースは追加料金が発生します。
搭乗ゲートでは、手荷物のサイズや重量を確認されることがあり、超過している場合はその場で追加料金を請求されることも。実際に筆者の搭乗時も、列の前の乗客が追加料金を支払っている様子を見かけました。
布製リュックなどの場合は、嵩張るアイテムを体に装着するなどして荷物を最小限にまとめる工夫をすることで、サイズ制限をクリアしやすくなります。
座席指定は有料。希望がある場合は早めの対応を!
座席指定は基本的に有料で、席の位置によって価格が異なる仕組みになっています。足元の広い席や前方席は高く設定されているため、希望のある場合は早めに選択するのがおすすめです。
ただし、オンラインチェックインのタイミングによっては、自動で割り当てられる座席が意外と良い位置の場合もあるため、特にこだわりがなければ無料で指定なしを選んでも問題ないかもしれません。
ANA・JALマイルは一切貯まらない!
ライアンエアーはアライアンス非加盟かつ、ANAやJALなどの日本の航空会社とも提携がないため、搭乗してもマイルは一切加算されません。
短距離路線でマイルやステータス特典を活用したい方は、ルフトハンザ航空やITAエアウェイズなどのフルサービスキャリア(FSC)を利用するのがベストです。
機内設備は最小限。飲食やエンタメは自分で準備!
機内にはモニター、音楽、USB端子などは一切なし。エンタメ設備はなく、スマートフォンやタブレットを使いたい方は、事前にコンテンツをダウンロードし、モバイルバッテリーを準備しておくのが基本です。
また、機内食やドリンクも無料では提供されません。軽食や飲み物が必要な場合は、機内販売を利用するか、空港で購入して持ち込むのがおすすめです。
【参考】国際線フライトの機内で使える裏技
【まとめ】ライアンエアー FR1723でマルタ-ナポリ往復便を搭乗してどうだったか?手荷物検査は厳しいって本当…?
- ライアンエアーはヨーロッパの近距離路線中心に運行しているLCC
- 機内食やドリンクは有料で、空港でのチェックインやサイズの大きい手荷物もその場で追加料金取られる場合もあるため、事前に準備が必須
- 特に、搭乗ゲートにて手荷物の大きさを確認するため、超過している場合はそこで支払いが必要になることも
- 代理店経由でチケット購入すると引き換えできない場合もあるため、直営サイトでのチケット購入がおすすめ
マルタからナポリへの移動に利用したライアンエアーFR1723便。結論から言えば、費用を抑えてヨーロッパを移動したい人にとっては非常に便利な選択肢でしたが、同時に注意すべきポイントもいくつか見えてきました。
コスパ重視ならベスト。ただし自己管理は必須・・!
ライアンエアーは、機内サービスを極限まで省き、その分運賃を安く抑えたスタイルの典型的なLCCです。機内食やドリンクはすべて有料、エンタメ設備はなし、マイルも貯まらない――その代わり、10〜20ユーロ程度で他国へ移動できることもあるほど安価です。
ただし、空港カウンターでのチェックインや座席指定、手荷物の追加などあらゆるオプションに料金がかかるため、事前の準備と情報収集が不可欠です。
手荷物検査は実際どう?搭乗ゲートでのチェックに注意!
口コミでもよく見かける「ライアンエアーは手荷物検査が厳しい」という声。実際、筆者が利用した際も、搭乗ゲート前で手荷物のサイズをチェックされ、基準を超えていた乗客がその場で追加料金を支払っている場面に遭遇しました。
全員がチェックされるわけではありませんが、リスクを避けるためにも規定サイズをしっかり守ることが大切です。特にキャリーバッグや大きめのリュックは注意が必要です。
航空券は必ずライアンエアー公式サイトから購入を!
安さを求めてスカイスキャナーや旅行代理店経由で予約するケースもありますが、ライアンエアーの場合は公式サイトでの購入がおすすめです。
代理店経由の予約では、ライアンエアーのサイト上で予約番号が認識されないトラブルが起きることがあり、チェックインができない・座席指定ができないといった事態に陥る可能性も。検索は比較サイト、購入は公式サイトという使い分けが安心です。
【おすすめ】失敗しない!乗り継ぎ/トランジットでロストバゲージしないためには?
海外に乗り継ぎ/トランジットで旅行する際、預けている荷物がなくなった、という話を聞く機会は多々あると思います。
目的地の空港について、荷物が出てくるのを待っていても一向に出てくる様子がなく、数十分、いや数時間待っていても荷物が出てこなかった、というのはショックが大きいはずです。
その上、空港や航空会社に問い合わせても荷物の所在不明で、そのまま荷物が手元に帰ってこなかった場合、とても残念でショックが大きすぎるでしょう。
そんなロストバゲージ(預入荷物の紛失)を防ぐために、筆者は預け入れ荷物にある工夫をしています。
それは、Airtagを必ず荷物の中に入れておくことです。
Air tagを利用するメリット:
- スマホで荷物の所在地がわかる
- 荷物の所在地がわかれば、ロストバゲージ時に荷物の所在を航空会社に伝えることができる
- 所在地がわかれば、目的地で受け取りができなくても、手元に帰ってこない事態を防げる
預入荷物の他にも、財布やカバンなど、大切な荷物の中に入れておけば、無くした際にどこにあるか見つけやすくなります。
(家の中で置いた場所がわからなくなっても、音を鳴らせばすぐに場所がわかります)
1つ約5,000円とそこそこ値段はしますが、、大切な持ち物がなくならないためにも、海外旅行・特に乗り継ぎ/トランジットを利用する人には必見の旅行アイテムです。
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