- ドイツ・ケルン/ベルリン旅行を計画している人
- ヨーロッパ周遊旅行を考えている人
- ANA会員で、海外旅行時はなるべくANAマイルを貯めたい人
- 海外の航空会社のサービスやクオリティが気になる人
このページで紹介する内容は、、
【ユーロウイングスで、ケルン-ベルリン間を移動した実体験】
【搭乗記】ANA会員はユーロウイングス搭乗時に特典利用できる? LCCのケルン-ベルリン便搭乗時のラウンジ・機内食・座席・モニター・獲得マイル・オンラインチェックインなど実体験紹介(EW012)
- 【搭乗記】ANA会員はユーロウイングス搭乗時に特典利用できる? LCCのケルン-ベルリン便搭乗時のラウンジ・機内食・座席・モニター・獲得マイル・オンラインチェックインなど実体験紹介(EW012)
- 【自己紹介】ほぼ毎月弾丸海外旅行に行くサラリーマン
- 【はじめに】①ユーロウイングスとは?どこの国の航空会社?LCC?
- 【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】②EW012(ケルン-ベルリン)体験談
- 【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】③ケルン-ベルリン搭乗でANAマイル・JALマイルはいくら貯まる?
- 【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】④ケルンからベルリンに移動する際、ICEと航空機どちらが良い?
- 【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】⑤ユーロウイングスでドイツ国内移動時に注意することは?
- 【まとめ】ユーロウイングスEX012でケルン-ベルリン便に搭乗してどうだったか?ヨーロッパのLCCは快適・・?
- 【さいごに】ユーロウイングス以外の海外航空会社搭乗記は?
- 【おすすめ】失敗しない!おすすめの海外旅行予約方法
- 【自己紹介】ほぼ毎月弾丸海外旅行に行くサラリーマン
【自己紹介】ほぼ毎月弾丸海外旅行に行くサラリーマン
- 品川区在住のサラリーマン
- 趣味は海外旅行
- 連休はほぼ海外へ渡航
- 通算20ヵ国以上(コロナ後に10ヵ国以上)
- 海外旅行のスタイルは【定番観光地を効率的に巡る】
本文はここから
【はじめに】①ユーロウイングスとは?どこの国の航空会社?LCC?
- ユーロウイングスはドイツのLCC(ローコストキャリア)で、ルフトハンザ航空の子会社
- ドイツ国内線やヨーロッパ・シェンゲン圏内を中心に就航している他、北アフリカ、中東など中距離路線を就航
- 日本との直行便は就航していない
- アライアンスに加盟していないが、ルフトハンザ航空の子会社のためルフトハンザ航空のマイルを貯めることができる
- また、ANAとユーロウイングスは提携しており、ANAマイルの獲得・利用も可能
- ANA上級会員・スターアライアンスゴールド会員がユーロウイングスに搭乗する場合、ルフトハンザ航空のラウンジを利用可能
ユーロウイングスとは?
ユーロウイングス(Eurowings)は、ドイツを拠点とするローコストキャリア(LCC)です。1993年に設立され、現在はルフトハンザ航空の子会社として運営されています。手頃な価格で高品質なサービスを提供することを目指しており、ヨーロッパ内での旅行者にとって人気の航空会社です。
ユーロウイングスのフリート(機材)は主にエアバスA320シリーズで構成されており、快適なキャビンと最新の安全技術が特徴です。機内では、追加料金でシートのアップグレードや、スナックや飲み物の購入が可能です。
運航路線は?
ユーロウイングスは、ドイツ国内線やヨーロッパ・シェンゲン圏内を中心に運航しています。加えて、北アフリカや中東などの中距離路線もカバーしています。ただし、日本との直行便は運航していないため、日本からユーロウイングスを利用する場合は、ヨーロッパのハブ空港での乗り継ぎが必要となります。
加盟しているアライアンスは?提携航空会社などは?
ユーロウイングスはアライアンスには加盟していませんが、ルフトハンザ航空の子会社であるため、ルフトハンザ航空のマイルプログラム「マイルズ&モア」でマイルを貯めることができます。また、ANA(全日本空輸)とユーロウイングスは提携しており、ANAのマイルを獲得・利用することも可能です。
ANA/SFC上級会員特典は利用できる?
ANAの上級会員やスターアライアンスゴールド会員がユーロウイングスに搭乗する場合、ルフトハンザ航空のラウンジを利用することができます。これにより、ユーロウイングスを利用する際にも快適な旅のスタートを切ることができます。
ユーロウイングスは、低価格で効率的な移動手段を提供するだけでなく、提携関係を通じて様々な特典を享受できるため、多くの旅行者にとって魅力的な選択肢となっています。特に、ルフトハンザ航空やANAとの提携により、マイルの獲得やラウンジ利用などのメリットがあることから、頻繁に旅行する人々にもおすすめです。
【参考】ルフトハンザ航空搭乗記
【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】②EW012(ケルン-ベルリン)体験談
航空券予約
- スカイスキャナーで最安の航空券を探すのが良い
- 日程を選択して金額を確認し、旅行代理店経由で購入するのが安い
- 筆者はほぼ毎回trip.comで航空券を予約し、会員ランクを上げてラウンジ無料券を獲得
- 予約時の座席指定は有料
- お金をかけたくない人は、チェックイン時に空いている座席からしているするのが良い
- ユーロウイングスのアプリでチェックイン時に座席指定が可能
【参考】海外旅行のお得かつ失敗しない予約・計画方法
チェックイン・オンラインチェックイン
- 事前にオンラインチェックインが可能
- スマホアプリやブラウザ上でチェックインが可能
- フライトの72時間前から可能
- オンラインチェックイン時に座席指定ができる
- スマホ上で電子搭乗券の取得が可能で、そのまま手荷物検査で行くことができる
- チェックインカウンターに行く必要はなく、そのまま搭乗できた
荷物
- 空港カウンターでチェックインする際に、預け入れ荷物がある人は荷物を預ける
- 預入荷物は基本的に航空券についていないため、追加料金の支払いや、航空券購入時に預入荷物付きのプランを購入する必要がある
- 手荷物にも重量・サイズの制限があり、追加料金を支払う必要がある
- ANA上級会員・スターアライアンスゴールド会員の場合、無料で手荷物の重量・個数の特典を利用できる
ラウンジ
- ルフトハンザ航空/ユーロウイングスの上級会員やANA上級会員・SFC会員はルフトハンザ航空ラウンジを利用できる
- ラウンジ利用するには、予約・チェックイン時にスターアライアンスのマイレージ番号と連携させ、ラウンジの受付で航空券を提示する必要がある
- ケルン・ボン空港など、ルフトハンザ航空のラウンジがない空港では、スターアライアンスゴールド会員でもラウンジを利用できない
【参考】ドイツ旅行の空港ラウンジ事情
搭乗
- シェンゲン圏内便のため、出国審査などは不要
- 手荷物検査から搭乗ゲートまで距離があるため、移動時間に注意
- 搭乗ゲート前で待機し、時間になるとグループ順に機内へ
- グループ1、グループ2の順番で、価格の高い航空券を購入している人(プレミアム・プラスといったチケット)がグループ1
- 搭乗時に手荷物の重さを確認する標識があったが、筆者は確認されなかった
- 一度バスに乗って搭乗する形式
機内設備
- シートピッチ(前の席との間隔)はやや狭めだが、座席自体はそこまで小さくはない
- 充電スペース、イヤホン、モニターなどの機内設備はなし
- 機内Wi-Fi・専用サイトもなし
- ルフトハンザ航空は機内Wi-Fiに繋げて、専用サイトで航行ルートを確認できたが、ユーロウイングスはそれもなし
機内食
- 機内食・飲み物は全くなし
- LCCのため、機内でのドリンクやおやつ配布は何もない
- 有料でドリンクや軽食を注文することはできる
- 10ユーロ前後で、ドリンク+軽食や、アルコール+おつまみなど
ギャレー
- 短距離路線かつLCCのためギャレーはなし
到着
- 約1.5時間のフライトでベルリン・ブランデンブルク空港へ到着
- 到着後は案内に従って到着ロビー・乗り継ぎへ
【参考】ドイツ旅行のキャッシュレス決済事情
【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】③ケルン-ベルリン搭乗でANAマイル・JALマイルはいくら貯まる?
- ANAマイレージを片道293マイル〜獲得
- 搭乗クラスは上級クラスを利用
- Trip.comの最安航空券を購入
- ケルン-ミュンヘン便を予約したが運休になり、ケルン-ベルリン-ミュンヘン便となったため、片道単発のマイル獲得数は不明。。
- ルフトハンザ航空の振替便のため、LCCユーロウイングスの予約クラスとしては上位になっていた(グループ1で搭乗することができたため)
- JALマイレージの獲得はできない
ANAマイルはどれくらい貯まる?
今回のケルン-ベルリン便では、ANAマイレージを片道293マイル〜獲得することができました。搭乗クラスは上級クラスを利用したため、通常よりも多くのマイルを獲得することができました。
今回の対象フライトは?
当初、Trip.comでケルン-ミュンヘン便の最安航空券を購入しましたが、運休となったため、ケルン-ベルリン-ミュンヘン便に振り替えられました。このため、片道単発のマイル獲得数は不明となりましたが、最終的には振替便としてルフトハンザ航空が手配されたため、LCCユーロウイングスの予約クラスとしては上位の扱いを受けました。その結果、グループ1として優先搭乗することができました。
JALマイルは獲得できない?
残念ながら、ユーロウイングスでの搭乗ではJALマイレージを獲得することはできません。ユーロウイングスはJALと提携していないため、JALマイルを貯めることは不可能です。
ユーロウイングスのケルン-ベルリン便では、ANAマイルを効率よく獲得することができました。特に上級クラスを利用したことで、通常よりも多くのマイルが貯まりました。一方で、JALマイルの獲得はできないため、マイルを貯めたい方は注意が必要です。運航状況の変更にも柔軟に対応できるため、ユーロウイングスを利用する際には、提携先の特典を活用することをおすすめします。
【参考】ドイツ1週間周遊旅行の旅行記
【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】④ケルンからベルリンに移動する際、ICEと航空機どちらが良い?
- ケルンからベルリンへ移動する際、航空機だけでなくICE(ドイツ版新幹線)でも移動できる
- ヨーロッパ周遊旅行の場合、基本的にはICEでの移動がおすすめ
- よっぽど空港ラウンジを使いたい人以外にはICE移動をおすすめ
- 価格はそれほど変わらず、どちらも早めに予約した方が安い
- 航空機は1.5時間、ICEは約5時間ほどかかるが、トータルでかかる時間は若干飛行機を使ったほうが短い程度
- 航空機利用時は市内から空港までの移動時間×2、早めに到着して空港で待つ時間を考えると、航空機でも新幹線でも大きな差がない(ケルン市内からケルン・ボン空港まで約30分、ベルリン・ブランデンブルク空港からベルリン市内まで約1時間)
- 運休リスクはどちらにもあるが、ICEはその電車が運休になっても次の便に振替しやすい
- 航空券の場合、筆者のように当日朝に運休の連絡が来ることも。。
ケルン-ベルリン間の移動手段は?
ケルンからベルリンへの移動手段として、航空機だけでなくICE(ドイツ版新幹線)も利用できます。それぞれのメリット・デメリットを比較して、どちらが適しているかを考えてみましょう。
ヨーロッパ周遊旅行にはICEがおすすめ?
ヨーロッパ周遊旅行を計画している場合、基本的にはICEでの移動がおすすめです。ICEは市内中心部から出発し、ベルリン市内にも直接到着するため、空港までの移動時間や手続きを省くことができます。また、ICEは快適な座席や車内サービスが充実しており、景色を楽しみながらの移動が可能です。
航空機で移動するメリットは?
一方で、空港ラウンジを利用したい人には航空機での移動が魅力的です。空港ラウンジではリラックスできるスペースや無料の飲食サービスが提供されており、フライト前に快適な時間を過ごすことができます。特に、ラウンジ利用権を持っている方や上級会員の方には大きなメリットです。
航空機とICE、移動時間と費用の違いは?
航空機を利用した場合の飛行時間は約1.5時間です。一方、ICEでの移動時間は約5時間かかります。ただし、航空機を利用する際には市内から空港までの移動時間(ケルン市内からケルン・ボン空港まで約30分、ベルリン・ブランデンブルク空港からベルリン市内まで約1時間)や、早めに到着して空港で待つ時間を考慮すると、トータルでかかる時間は若干航空機の方が短い程度です。
価格については、どちらも早めに予約すれば安く済むことが多いです。そのため、移動手段の選択においては、価格よりも利便性や個々の好みが重要な要素となるでしょう。
どちらも運休リスクはある?
運休リスクはどちらの移動手段にも存在します。しかし、ICEの場合、その電車が運休になっても次の便に振替しやすいという利点があります。一方、航空券の場合は、筆者のように当日朝に運休の連絡が来ることもあり、振替便の手配が難しい場合があります。
ケルンからベルリンへの移動手段として、どちらが良いかは個々の状況や好みによります。時間を重視する場合や空港ラウンジを利用したい場合は航空機が適していますが、ヨーロッパ周遊旅行や快適な車内移動を重視する場合はICEが適しています。価格はどちらも早めに予約することでお得になるため、計画的な予約が重要です。
【参考】ドイツ旅行の交通事情
【ユーロウイングスでケルン-ベルリン便搭乗記】⑤ユーロウイングスでドイツ国内移動時に注意することは?
- ANA会員がユーロウイングスに搭乗する際、ルフトハンザ航空のラウンジのみ利用できる
- ケルン・ボン空港にはルフトハンザ航空のラウンジがないため、ANA上級会員/SFC会員であってもラウンジを利用することはできない
- ケルン・ボン空港のラウンジを利用したい場合、プライオリティパスやステータスの高いクレジットカードを所有しておく必要がある
- ルフトハンザ航空など、ヨーロッパの航空会社は運休する場合があるため、旅行計画に要注意
- 筆者はケルン-ミュンヘン便を予約したが欠航になり、自動的にケルン-ベルリン-ミュンヘン便と、乗り継ぎ・トランジットが必要な便に乗り継ぎになった。。
- 到着時間は予定より3時間遅れとなったため、その後の旅行スケジュールに影響があったため、航空機は遅延や運休があることに要注意
- (遅延が4時間以上だとクレジットカード(マリオット系)の補償が利用できるが、3時間遅れだと発生しなかった)
- (また、Trip.com経由で予約したため、カスタマーセンターに通話して日本語で問い合わせができたが、キャンセルしても料金が戻ってくる保証が無いと言われたため、大人しく振替便に乗ることにした)
- また、ユーロウイングスはLCCであり、ルフトハンザ航空の子会社でもあるため、運休や遅延リスクは大きいと考えておいた方が良い
- 機内に充電できるスペース/コンセントがないため、機内の充電に注意
- モバイルバッテリーを持参して充電することをおすすめ
- LCCのため機内食・ドリンク、預入荷物が有料のため、食事や荷物を事前に確認しておくべき
- 1.5時間のフライトであればドリンクや軽食は不要な場合が多い
- 荷物の重量・サイズが規定をオーバーしている場合追加料金が発生するため要注意
ANA上級会員でも、ラウンジ利用ができない場合あり?!
ANA会員がユーロウイングスに搭乗する際、ルフトハンザ航空のラウンジを利用できる特典があります。しかし、ケルン・ボン空港にはルフトハンザ航空のラウンジがないため、ANA上級会員やSFC会員であってもラウンジを利用することはできません。ケルン・ボン空港でラウンジを利用したい場合は、プライオリティパスやステータスの高いクレジットカードを所有しておくことが必要です。
運休や遅延のリスクはある
ルフトハンザ航空などのヨーロッパの航空会社は、運休する場合があります。筆者もケルン-ミュンヘン便を予約したものの、欠航になり、自動的にケルン-ベルリン-ミュンヘン便と乗り継ぎが必要な便に振り替えられました。このため、到着時間が予定より3時間遅れ、その後の旅行スケジュールに影響を受けました。航空機の遅延や運休のリスクには十分注意する必要があります。遅延が4時間以上の場合、クレジットカード(マリオット系)の補償が利用できることもありますが、3時間遅れでは適用されませんでした。
予約変更・キャンセル対応ができない場合も
Trip.com経由で予約したため、カスタマーセンターに日本語で問い合わせができましたが、キャンセルしても料金が戻ってくる保証がないと言われ、大人しく振替便に乗ることにしました。ユーロウイングスはLCCであり、ルフトハンザ航空の子会社でもあるため、運休や遅延のリスクは他のLCCと同様に高いことを考慮しておくべきです。
機内で充電ができない
ユーロウイングスの機内には充電できるスペースやコンセントがありません。そのため、機内でのデバイスの充電には注意が必要です。長時間のフライトやデバイスの使用を予定している場合は、モバイルバッテリーを持参して充電することをおすすめします。
LCCのためサービスは最小限
ユーロウイングスはLCCであり、機内食・ドリンク、預入荷物が有料です。フライトの前に食事や荷物の取り扱いを確認しておくことが重要です。1.5時間のフライトであれば、ドリンクや軽食は不要な場合が多いですが、個々のニーズに合わせて準備してください。また、荷物の重量・サイズが規定をオーバーしている場合、追加料金が発生するため、事前に確認しておくことが重要です。
ユーロウイングスでのドイツ国内移動にはいくつかの注意点があります。ラウンジの利用に関する特典や、運休・遅延のリスク、機内での充電環境、機内サービスの有料性など、事前に把握しておくことでスムーズな旅行が可能になります。しっかりと準備をして、快適なフライトをお楽しみください。
【参考】ドイツ旅行の現金事情
【参考】トランジットでドイツ旅行した搭乗記
【まとめ】ユーロウイングスEX012でケルン-ベルリン便に搭乗してどうだったか?ヨーロッパのLCCは快適・・?
- ユーロウイングスはルフトハンザ航空の子会社のLCCであり、モニター・充電・機内食・ドリンクなどのサービスはないが、1.5時間のフライトのため大きな影響なし
- ANAと提携している航空会社のため、ANA上級会員の特典利用やANAマイルの獲得、ルフトハンザ航空のラウンジが利用できる
- ケルン-ベルリン間は航空券だけでなくICE(新幹線)でも移動可能だが、飛行機・LCCは運休・遅延リスクが大きいため、ICEで移動した方がスケジュール的には安全
ユーロウイングスはルフトハンザ航空の子会社として運航しているローコストキャリア(LCC)です。今回のケルン-ベルリン便(EX012)に搭乗した感想をまとめると、次のようになります。
LCCのためサービスは最小限だが、短距離路線のため問題なし
ユーロウイングスの機内にはモニターや充電用コンセント、無料の機内食やドリンクなどのサービスは提供されていません。しかし、フライト時間はわずか1.5時間であるため、これらのサービスがなくても大きな影響は感じませんでした。短距離フライトであれば、最低限の快適性で十分です。
アライアンス未加盟も、ANAと提携しているため特典利用が可能
ユーロウイングスはANAと提携しているため、ANA上級会員としての特典を利用したり、ANAマイルを獲得することができます。また、ルフトハンザ航空のラウンジも利用可能です。ただし、ケルン・ボン空港にはルフトハンザ航空のラウンジがないため、ラウンジ利用を希望する場合は、プライオリティパスやステータスの高いクレジットカードを持っていることが必要です。
ICEでも移動できるが、飛行機の方が若干所要時間は短い
ケルン-ベルリン間の移動手段として、航空機だけでなくICE(ドイツ版新幹線)も利用できます。飛行機のフライト時間は約1.5時間であるのに対し、ICEでの移動は約5時間かかります。ただし、空港までの移動時間や待ち時間を含めると、トータルの移動時間はそれほど大きく変わりません。
LCCのため運休・遅延リスクあり
LCCのユーロウイングスを利用する際の注意点として、運休や遅延のリスクが挙げられます。今回もケルン-ミュンヘン便が欠航になり、ケルン-ベルリン-ミュンヘン便に振り替えられました。そのため、予定よりも到着が遅れ、旅行スケジュールに影響が出ました。運休や遅延のリスクを考えると、スケジュール重視の旅行者にはICEの方が安全な選択肢かもしれません。
ユーロウイングスEX012でのケルン-ベルリン便は、短距離フライトとして十分に快適で、必要最低限のサービスが提供されていました。ANAとの提携により、マイルの獲得や特典利用ができる点も魅力です。ただし、LCCならではの運休・遅延リスクを考慮すると、特にスケジュールが厳しい旅行者にはICEを選ぶ方が安心かもしれません。ヨーロッパのLCCを利用する際は、これらの点を踏まえて計画を立てることが重要です。
【さいごに】ユーロウイングス以外の海外航空会社搭乗記は?
筆者はコロナ後に10ヵ国以上海外旅行に行っていますが、基本的に費用を安く抑えた旅行をしています。
そのため、日系エアラインのANA・JALは全く使わずに、海外の航空会社を利用しています。
しかしながら、馴染みの薄い海外の航空会社を利用する際、機内設備や機内食の様子、サービスの利用する際の注意事項など、気になる点はいくつもあると思います。
そこで、筆者の搭乗記をいくつかまとめていますので、参考にしてもらえると嬉しいです!
【参考】外資系航空会社の搭乗記まとめ
海外:アジア路線
>> 【ロイヤルブルネイ航空】国営FSCでブルネイ直行便搭乗記
>> 【MIATモンゴル航空】成田-ウランバートル往復フライト体験談
海外:オセアニア路線
>> 【ヴァージンオーストラリア航空】羽田-ケアンズ往復搭乗記
海外:ヨーロッパ路線
>> 【キャセイパシフィック】香港トランジットでロンドン往復便体験談
>> 【アシアナ航空】韓国トランジットでフランクフルト行き搭乗記
>> 【ブリティッシュエアウェイズ】ロンドン-エディンバラ日帰り搭乗記
>> 【ルフトハンザ航空】ベルリン-ミュンヘン便フライト搭乗記
【おすすめ】失敗しない!おすすめの海外旅行予約方法
海外旅行の航空券は航空会社の直営サイトよりも、旅行会社経由で予約した方がお得です。
筆者はスカイスキャナーなどの旅行会社比較サイトも利用していますが、結果的にTrip.com経由で予約していることが多いです。
※実際にTrip.com経由で予約しました。
Trip.comを利用するメリット:
- 直営サイトや他サイトよりも航空券代が安い
- 同じサイトで予約し続けることでポイントが貯まって割引が受けられる
- 海外の現地空港の搭乗ゲート情報など、リアルタイムで最新情報をもらえる
- 何度も利用して会員ランクが上がると、空港ラウンジが無料で使えるように